医薬品などの薬剤は、法律で輸入できない薬だったり、輸入が規制されている薬だったりするものがあります。

日本で法律で輸入できない薬とされているものは、「麻薬・向精神薬・大麻・あへん・けしがら・覚せい剤」です。
これに関するものでは、あへん吸煙具も輸入できません。
国内でも使用が禁止されているものなので、輸入も禁止になっています。
これら輸入できない薬は関税法第69条の11で定義されています。

また、厚生労働大臣が指定する「指定薬物」についても、輸入が禁止されています。
この指定薬物はいわゆる危険ドラッグに使用されている薬物です。
指定薬物については、旧薬事法に定義してあります。

仮に合法だったとしても、特許権を侵害している医薬品は輸入できません。
例えば、日本の医薬品メーカーが日本で特許を取得した医薬品があるとします。
その薬を海外で特許権者の許可無く製造された医薬品を、日本に輸入することは特許権者の権利を侵害するために輸入できないのです。
これは、薬物の規制というよりは、権利の保護の観点からの規制です。

また、禁止されていないとはいえ、個人での医薬品等のの輸入は原則として営業目的でないことの証明を受ける必要がある等、一定の規制が存在します。